奈良県の性暴力事件で逮捕 告訴したいなら弁護士まで
奈良県の性暴力事件で逮捕 告訴したいなら弁護士まで
Aさんは、会社の上司から強制わいせつ罪にあたると思われる行為を受けた被害者です。
上司による性暴力は、決して許せないと思っていますが、警察に行く勇気が持てません。
奈良県警香芝警察署は、自宅のすぐそばにあるのに、一人では告訴しに行く気になれません。
(フィクションです)
~上司からの性暴力を受けたら・・・~
2014年度の強姦事件の認知件数は1250件、強制わいせつ事件の認知件数は、7400件です。
認知したということは、捜査機関が2014年度の強姦事件と強制わいせつ事件に関して、上記の件数だけ把握したということです。
もっとも、2014年度に発生した強姦事件が1250件、強制わいせつ事件が7400件であったわけではありません。
上記のような性暴力事件の被害を受けながら、警察などに訴え出ていない人が相当数いるとみられているからです。
法務総合研究所の調査によると、性暴力事件の被害者のうち、被害を届けるのは、わずか18.5%だそうです。
内閣府の調査でも同様の傾向を示すデータがとられました(参照:男女間における暴力に関する調査)。
こうしたデータから、世の中には、上記の事例で示したAさんのように性暴力の被害を受けながら、泣き寝入りしている方が大勢いらっしゃるということわかります。
強制わいせつ罪や強姦罪などは、親告罪と言って被害者などの告訴がなければ、被疑者を起訴することができない犯罪です。
そのため、逆に言えば、これまでに強制わいせつ事件や強姦事件を起こしながら、何ら法的な処罰を受けていない者が多数存在しているということです。
被害者が告訴をしなければ、犯人が法的に処罰されることはありません(今後法改正の可能性があります)。
もし泣き寝入りしたくないが、自分一人で行動する勇気がないという方がいらっしゃいましたら、弁護士がお手伝いいたします。
あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門とする法律事務所です。
刑事事件専門というと、多くの方は、事件を起こした被疑者・被告人の弁護のみ行っていると勘違いしてしまうようです。
しかし、弊所では、性暴力を受けてしまった被害者の方の告訴をサポートする活動も行っております。
誰か頼れる人を探しているという方は、ぜひ弊所の弁護士にご相談ください。
(奈良県警香芝警察署の初回接見費用:4万500円)