大阪市の強盗強姦罪で逮捕 有罪でも強い弁護士
大阪市の強盗強姦罪で逮捕 有罪でも強い弁護士
大阪府池田市在住のAさん(男性・56歳)は、一人暮らしのV(女性・24歳)のマンション居室へ強盗に入りました。
Aさんは、Vの首筋にナイフを突き付けて脅して現金10万円を奪った後、Vに劣情をもよおし、Vをさらに脅して姦淫しました。
Aさんは強盗強姦罪で大阪府警曽根崎警察署に逮捕されました。
現在は、10日間の勾留後、起訴されています。
(フィクションです。)
1 強盗強姦罪
強盗強姦罪(刑法241条前段)は、強盗が女子を強姦したときに成立します。
その法定刑は、無期又は7年以上の懲役と、非常に重く定められています。
これは、強盗犯人が強盗の機会に抵抗を抑圧された女性を強姦することは卑劣であることや、そのような事件が多く発生していることから、特に被害者を保護するために規定されたものです。
強姦罪(刑法177条)は被害者の告訴がなければ起訴されない親告罪とされていますが、強盗強姦罪は親告罪ではありません。
したがって、被害者の告訴がなくても起訴される場合があります。
2 強盗強姦罪で起訴された場合
上記の通り、強盗強姦罪には非常に重い法定刑が規定されています。
有罪になれば、実刑の可能性も高いといえます。
弁護人としては、たとえ有罪判決を争うことが難しくても、執行猶予付きの判決の獲得や、量刑がより軽くなることを目指して、弁護活動を行うことになります。
具体的には、被害者に生じた財産的損害の弁償や謝罪・反省の意思の表明を被告人に促したり、被害者側との示談交渉を行います。
また、再発防止策を具体的に講じていること等、被告人に有利な事実の主張立証を行います。
これらの弁護活動は、豊富な知識と経験の下に、従来の裁判例に沿って適切に行う必要があります。
したがって、刑事弁護に専門的に取り組んでいる弁護士に依頼するのが望ましいといえましょう。
刑事事件を専門に扱う当事務所は、公判における弁護活動も適切に行います。
有罪になることが間違いないとしても、弁護士の必要性は変わりません。
強盗強姦罪で起訴されてお困りの方は、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(大阪府警曽根崎警察署の初回接見費用:3万3900円)