京都市の強姦事件で告訴 被害者に味方する弁護士

2016-11-29

京都市の強姦事件で告訴 被害者に味方する弁護士

Aさんは、強姦事件の被害者です。
加害者は、昔から知っている友人の男でした。
Aさんとしては、加害男性のことをどうしても許せず、警察に相談したいと思っています。
しかし、もし刑事裁判になれば、自分が性犯罪の被害者であることが公にしてしまうのではないかと思うと、相談する勇気が持てません。
(フィクションです)

~性犯罪事件の刑事裁判における被害者への配慮~

世の中には、強姦事件などの性犯罪の被害を受けながらそれを言い出せずにいる方がたくさんいると言います。
その理由として、申告者自身が性犯罪の被害者であることを公にしたくないという精神的要因が挙げられます。
しかし、そういった事情を背景に性犯罪者が増えてしまうような社会は、望ましいものとは言えません。
また、性犯罪を受けた人が正当な形で被害を訴えられない状況は、正義に反します。

そこで、日本の刑事裁判制度においては、強制わいせつ事件や強姦事件などの被害者に対して配慮した制度が設けられています。
例えば、性犯罪被害者については、検察官に申し出ることによって、被害者の住所や名前などの個人情報を公にしないことができます。
また、刑事裁判証人尋問を受ける場合、被告人や傍聴人から被害者のことが見えないようについたてを設置してもらうことができます。
さらに、被告人が刑事裁判を受ける法定とは別の部屋で証人尋問を受けることも可能です。

このように十分とは言えないかもしれませんが、性犯罪被害者に対しても一定の配慮がされています。
こうした情報を知っても性犯罪者を告訴する勇気が持てない、他にも心配なことがあるという方もいらっしゃると思います。
そんなときは、刑事事件に詳しい弁護士にご相談ください。
特に刑事事件を専門としている弁護士であれば、被害者保護を目的とした制度についても豊富な知識を有しています。

あいち刑事事件総合法律事務所では、性犯罪事件の加害者だけではなく、告訴を検討している被害者の方のご相談もお待ちしております。
強姦事件で味方になってくれる弁護士をお探しの方は、ぜひ弊所にお電話ください(0120-631-881)。
(京都府警下鴨警察署の初回接見費用:3万5000円)