岐阜市のセクハラ事件で逮捕 刑事事件に強い弁護士

2016-11-30

岐阜市のセクハラ事件で逮捕 刑事事件に強い弁護士

Aさんは、エレベーターに一緒に乗り合わせた部下の女性Vさんに、「今日もかわいいね」などと言いながら、Vさんの臀部を執拗に触りました。
VさんはAさんから逃げようとしましたがエレベーターという密室であったため、その時は我慢するしかありませんでした。
Vさんは、後日岐阜県警岐阜南警察署に被害届を提出し、Aさんは強制わいせつ罪の容疑で逮捕されました。
(※この事例はフィクションです。)

・セクハラについて

セクシャルハラスメント(セクハラ)を、セクハラとして罰する法律はありません。
しかし、セクハラの内容次第では、刑事事件化するものも多く存在します。

例えば、上記事例の場合、刑法176条の強制わいせつ罪が適用されています。
強制わいせつ罪は、相手(=被害者)の反抗を抑圧する程度の暴行や脅迫が必要とされています。
上記の事例では、エレベーターというVさんが逃げられないような密室でわいせつ行為を行ったことで、Vさんの反抗を抑圧したと解され、強制わいせつ罪が成立しています。

例えば、AさんがVさんの身体を触った程度がもっと軽度であったり、開けて人の多い場所で触ったりしていた場合は、各都道府県の定める迷惑条例違反(痴漢行為)として処罰される可能性もあります。

このように、ボディタッチを無理矢理行うセクハラは、強制わいせつ罪や迷惑防止条例違反として刑事事件化される可能性があります。
他にも、大勢の前でセクハラ発言を行ったりした場合は、侮辱罪や名誉棄損罪となる可能性など、セクハラでも刑事事件化し、処罰される可能性は十分あります。

セクハラした本人は単なるおふざけであると思っていても、相手の方はそのように考えていないかもしれません。
突然被害届や告訴を出された場合、一般の方は大変不安に感じ、どのように対処すべきなのか分からないと思います。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の刑事事件専門の弁護士は、セクハラ行為で被害届を出されてお困りの方や、強制わいせつ罪で告訴されそうで不安な方のご相談に乗ります。
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(岐阜県警岐阜南警察署までの初回接見費用:4万円)