兵庫県高砂市での公然わいせつ 示談交渉,取調べ対応は刑事専門の弁護士

2018-08-08

兵庫県高砂市での公然わいせつ 示談交渉,取調べ対応は刑事専門の弁護士

Aさんは,誰もいない公園のベンチで座っていた際,性欲を満たすために着ていたズボンから自己の陰茎を出したところ,たまたま近くを通りかかったVさんにその場面を見られてしまいました。
その後,Aさんは自宅へ帰りましたが,兵庫県高砂警察署に通報され逮捕されるかもしれないと不安になり,示談交渉取調べ対応につき弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

~ 公然わいせつ罪(刑法174条) ~

本罪は,公然わいせつな行為をした場合に成立します。
罰則は6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料です。

公然とは,不特定又は多数の者が認識することができる状態をいい,現実に不特定又は多数の者に認識される必要はなく,その可能性があれば足りるとされています。
したがって,公園に誰もいなかったとしても,いつ不特定の者である通行人の目に触れるとも限りませんから,公園という場所に公然性は認められます。
また,わいせつな行為とは,行為者又はその他の者の性欲を刺激興奮又は満足させる行為であって,普通人の正常な性的羞恥心を害し善良な性的道義観念に反するものをいい,その典型が,本件のような性器の露出です。

ところで,上記のように,現実にわいせつ行為を認識される必要がなくても,実際にはそれを目撃した方は少なからずいます。
そして,犯行態様や目撃状況によりますが,行為の目撃により少なからず不快な思いをさせているはずです。
ですから,事実を認める場合には,何よりもまずこうした方へ真摯に謝罪し,慰謝の措置を取る(示談交渉を進める)必要があります。示談が成立すればば不起訴を獲得できる可能性は高まります。

また,取調べでは,事件の事実以外に,これまでも同様のことを繰り返してはないか,つまり犯行の常習性に関し事情を聴かれます。
しかし,ここで捜査官の話に適当に乗せられてしまうと,常習性に関し,自分の意図とは異なる供述調書が作成され,その内容を基に重い刑事処分を科せられないとも限りません。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
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兵庫県高砂警察署への初回接見費用:40,100円)