兵庫県明石市 同性愛者の性犯罪 示談で不起訴なら刑事弁護士

2018-10-11

兵庫県明石市 同性愛者の性犯罪 示談で不起訴なら刑事弁護士

Aはさん,スーパー銭湯の浴槽内で,隣にいた小学生男児(11歳)の陰部を弄んだとして,強制わいせつ罪で兵庫県明石警察署に逮捕されました。Aさんは同性愛者です。公開裁判を逃れたい,不起訴を獲得したいAさんは,刑事事件に強い私選の弁護士を選任しました。
(フィクションです)

~ 強制わいせつ罪(刑法176条) ~

強制わいせつ罪は,13歳以上の者に対し,暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした場合,あるいは13歳未満の者に対し,わいせつな行為をした場合に成立する犯罪です。強制わいせつ罪は,男性の女性対する犯罪とイメージされがちですが,その逆,あるいは同姓に対する行為であっても本罪の対象とされます。また,13歳未案の者に対しては手段を問わず,わいせつな行為をすれば本罪が成立することから注意が必要です。罰則6月以上10年以下の懲役と,罰金刑はありません。

~ 不起訴獲得には(公開裁判を逃れるには) ~

公開裁判を受けるということは,検察官が事件を起訴するということです。ですから,公開裁判を受けるのを避けるには検察官から不起訴処分を獲得することが必要です。検察官から不起訴処分を獲得するには,まずは被害者,あるいはその保護者様に謝罪の意を示し,示談交渉を進め示談を締結し,その結果を,検察官が刑事処分を決める前に検察官に示す必要があります。ただし,不起訴処分を獲得するにあたって示談が必要条件ということではありません。仮に,何らかの事情で示談できなかった,示談が遅れているという場合でもその経過を検察官に示すことが必要です。
公開裁判を受けるということは,その様子を一般市民の目にさらされるということになります。ご相談者の中には,同性愛者であることを秘密にしたくて不起訴処分を望まれる方もおられました。他方,被害者側からしても,裁判で名前を読み上げられたり,場合によっては出廷する必要が出てきたりと負担が出てくることもあります。そうした点も考慮しながら示談交渉を進めていくことが肝要でしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,性犯罪事件などの刑事事件専門の法律事務所です。
同性愛者の方からものご相談も0120-631-881で受け付けております。
(兵庫県明石警察署までの初回接見費用:37,800円)