兵庫県丹波市の性犯罪事件の被害者 検察官と交渉できる弁護士

2016-09-15

兵庫県丹波市の性犯罪事件の被害者 検察官と交渉できる弁護士

兵庫県丹波市在住のVさんは、友人であったAさんに自宅に侵入され、強姦の被害に遭ってしまいました。
Aさんはすぐに兵庫県警丹波警察署逮捕されました。
Vさんは弁護士に対応を依頼し、告訴はせずに早急に強姦事件を終わらせてほしいと思っています。
しかし、検察官は住居侵入罪での起訴を視野に入れているようです。
(フィクションです)

~告訴がなくても…~

被疑者を起訴するか否かは検察官だけが決めることができます。
一方で、例外的に被害者からの告訴がなければ起訴することができない犯罪もあります。
それを親告罪といい、強姦罪は親告罪です。
Vさんが告訴をしなければAさんを強姦罪で起訴することはできません。

しかし、今回のAさんはVさん宅に侵入して強姦事件を起こしています。
この場合、強姦罪とは別に住居侵入罪が成立する可能性が高いです。
住居侵入罪は親告罪ではありません。
そうすると、強姦罪では起訴できなくとも、住居侵入罪で起訴することもありえてしまうのです。

このような起訴は、告訴をしない、裁判をしたくない被害者の意思に背く可能性もあります。
検察官は被害者の味方のように思っている方も多いかもしれません。
しかし、検察官は法律上は公益の代表者です。
公益のために、親告罪以外で起訴することも考えられるのです。
そこで、被害者の弁護を担当する弁護士としては、検察官に対して強姦罪以外の罪での起訴もしないように交渉することになります。
検察官と粘り強く交渉する力が求められるのです。

また、告訴が不要な犯罪のみで起訴することは、違法である可能性もあります。
弁護士としては、起訴の違法性も主張していくことが考えられます。
もちろん、被害者の方としっかり相談した上で、他の犯罪での裁判は続けるかどうかを決めることになります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件、性犯罪事件専門の法律事務所です。
性犯罪事件に関しては、確かな実力と経験があります。
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(兵庫県警丹波警察署 初回接見費用:13万980円)