岐阜県岐阜市の児童ポルノ禁止法違反に詳しい弁護士 現行犯逮捕しない方針の警察署

2017-01-14

岐阜県岐阜市の児童ポルノ禁止法違反に詳しい弁護士 現行犯逮捕しない方針の警察署

Aさんは、自宅のパソコンに児童ポルノ10点を保存し、所持していましたが、Aさんとしては、そのことが犯罪であるとの認識を持っていませんでした。
実は1年以上前に法改正が行われており、児童ポルノ所持が禁止されていたのですが、Aさんはそのことを知りませんでした。
ある日のニュースで児童ポルノの単純所持罪で30代男性が岐阜県岐阜中警察署逮捕されたことを知ったAさんは、自分も逮捕されてしまうのかもしれないと怖くなり、弁護士に相談に行きました。
(フィクションです)

~児童ポルノを所持していても現行犯逮捕しない方針とは~

児童ポルノ禁止法が改正され、改正法が2015年7月15日に施行されているのをご存じでしょうか。
この改正で問題となるのは、児童ポルノ単純所持罪です。
この犯罪は、児童ポルノを自己の性的好奇心を満たす目的で、自己の意思に基づいて所持するに至ったことが明らかに認められる場合に成立する犯罪です。
法定刑は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金とされています。

この法改正がなされたために、児童ポルノを持っているだけで逮捕される可能性が出てきたわけです。
しかし、例えば、女児の裸の写真であっても、自分の孫や子供の可愛い写真を持っているだけかもしれません。
規制すべきわいせつ目的での所持とは言えないケースも当然あります。
そうなると、警察署などによる規制に一定の歯止めをかけておかないと、誤認逮捕に至るケースが続発しても不思議ではありません。
そこで、警察庁では、「原則として現行犯逮捕はしない」という通達を出しています。

もっとも、これは原則にすぎませんし、逮捕の方法は、現行犯逮捕だけではありません。
児童ポルノを所持していたとして逮捕されたケースも後を絶ちませんから、警察庁の通達を知っても決して安心できません。

児童ポルノ禁止法違反事件でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
ご自分では解消できない不安を弊所の弁護士が、しっかりと解消していきます。
弊所の弁護士のアドバイスの元、逮捕されないための対策もしっかりと立てていきましょう。
岐阜県岐阜中警察署初回接見費用:3万8900円)