さいたま市浦和区のエレベーター内の強制わいせつ事件で逮捕 刑事専門の弁護士

2018-11-20

さいたま市浦和区のエレベーター内の強制わいせつ事件で逮捕 刑事専門の弁護士

20代男性Aさんは、自身が住むさいたま市浦和区の集合住宅のエレベーター内において、乗り合わせた女性Vさんに抱きつき、胸を揉むなどのわいせつ行為をし、エレベーターが止まった階で降りて逃げました。
被害を受けたVさんは、埼玉県警浦和警察署に相談に行き、被害届を提出しました。
エレベーター内の防犯カメラからAさんが犯人と特定されたため、Aさんは強制わいせつ罪の容疑で埼玉県警浦和警察署に逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)

~強制わいせつ罪とは~

強制わいせつ罪とは、13歳以上の男女に対して、暴行または脅迫を用いて、相手方の同意なく、わいせつな行為をした場合に成立する犯罪のことをいいます。
ただし、13歳未満の男女に対しては、たとえ暴行や脅迫を用いることなく、相手方の同意があった場合であっても、強制わいせつ罪が成立します。

強制わいせつ罪の典型的な例としては、
・電車内で相手の下着の中に手を入れる痴漢をした場合・相手が嫌がっているにもかかわらず、キスをした場合・強引に抱きつき、相手の胸をさわった場合
などがあげられます。

強制わいせつ罪の法定刑は「6か月以上10年以下の懲役」となっており、法定刑に罰金刑がないため、起訴されてしまうと、公判(裁判)となってしまいます。

強制わいせつ罪で起訴された方の過去の量刑をみてみると、3~5年の執行猶予付き判決あるいは、1年6月~3年の実刑判決となってしまうようです。

強制わいせつ罪の量刑を判断する場合には、わいせつ結果の程度(重大か軽微か)、わいせつ行為の態様(悪質性、計画性など)、わいせつ行為の動機被害者の処罰感情、示談・被害弁償の有無などを基準に総合的に判断されます。
少しでも刑を軽くしたい、不起訴にしたいという場合は、刑事弁護に長けた弁護士に相談・依頼をし、迅速で的確な弁護活動に動いてもらうほうがよいでしょう。

ご家族が強制わいせつ罪で逮捕されてしまいお困りの方、示談や迅速な弁護活動の依頼をお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(埼玉県警察浦和警察署への初見接見費用:35,900円)