埼玉県川口市の性犯罪 夫婦間でも強制性交等罪に 不起訴を目指す弁護士

2018-12-22

埼玉県川口市の性犯罪 夫婦間でも強制性交等罪に 不起訴を目指す弁護士

埼玉県川口市在住のAさんは、妻のVさんが性交渉を断り続けていることに苛立ちが募り、自宅で無理やりVさんとの性行為に及びました。
その翌朝、AさんはVさんの姿が見えないことに気がつきましたが、特段気にすることもなく一人で朝食をとりました。
その最中、Aさん宅を埼玉県武南警察署の警察官数名が訪れ、Aさんを強制性交等罪の疑いで逮捕しました。
突然のことで混乱したAさんは、ひとまず接見に来た弁護士不起訴にならないか尋ねました。
(上記事例はフィクションです)

【夫婦間では強制性交等罪は成立しない?】

①暴行または脅迫を用いて(ただし、相手が13歳未満なら不要)、②性交、肛門性交または口腔性交をした場合、強制性交等罪が成立する可能性があります。
強制性交等罪は、法定刑が5年以上の懲役となっている重い罪です。

一般的に、強制性交等罪が問題となるのは、当事者が他人または知人の関係にある事案です。
ですが、実は夫婦間でも強制性交等罪が問題化することはあります。
いくら夫婦とはいえ、その一事を以って性交等の包括的な承諾があるとはみなされないからです。
家庭内の問題ではありますが、夫婦間で強制性交等罪が成立するのはもちろん、場合によっては警察が介入する可能性があることも忘れてはいけません。

【弁護士の介入による不起訴の可能性】

強制性交等罪は重大な犯罪ですが、それでも弁護活動いかんによっては不起訴を獲得できる余地があります。
ただ、強制性交等罪となると被害者の処罰感情は強いのが普通なので、不起訴のためにはまずその点を解消することが大切になります。

処罰感情を弱める手段としては、被害弁償や接触禁止条項などを含む示談が代表的なものとなります。
ですが、これは飽くまで一般的な話であり、夫婦間の事件となると話はまた違ってきます。
いかなる手段が有効かは個々の事案に大きく左右されるので、不起訴を目指すなら弁護士に相談してみることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、性犯罪に強い弁護士が夫婦間のトラブルにも的確に対応いたします。
強制性交等罪の疑いで逮捕されたら、不起訴のことを含めて弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(埼玉県武南警察署 初回接見費用:38,000円)