男同士のわいせつ事件も弁護士へ!茨木市の強制性交等事件で逮捕なら

2017-11-19

男同士のわいせつ事件も弁護士へ!茨木市の強制性交等事件で逮捕なら

大阪府茨木市在住のA(男性)は、会社の後輩の男性と酒を飲んだ後カラオケに行き、むりやり口淫させた。
被害者男性が大阪府茨木警察署に被害届を出したことから、翌日、Aは大阪府茨木警察署に呼ばれ、強制性交等罪の容疑で逮捕され、わいせつ行為について話を聞かれることになった。
(フィクションです)

~強制性交等罪と旧強姦罪との違い~

2017年7月に刑法が改正され、強制性交等罪という犯罪ができました。
これは、従来の強姦罪というものが、法定刑や処罰範囲を拡大させ、厳罰化されたものです。

強姦罪は、「男性」(加害者)が、「女性」(被害者)を「姦淫」したときに成立する罪で、法定刑は「3年以下の懲役」でした。
強姦罪の行為は「姦淫」(陰茎を膣に挿入する行為)だったため、実行行為の主体は男性のみでした。
この点が、今回の刑法改正により、「口陰」や「親等の監護者が子どもと性交すること」も処罰の対象となったため、女性も強制性交等罪の主体になりえます。

そして、強姦罪の行為が「姦淫」であったという同様の理由により、強姦罪の被害者は女性のみでした。
この点も、今回の刑法改正により行為の処罰範囲が拡大されたことによって、女性から男性へ性交を強制したり、口淫を強制する行為や、男性から男性への行為も、処罰されることになりました。
上記事例のAの事例のように、たとえ男同士わいせつ事件であったとしても、肛門性交や口腔性交に該当すれば、強制性交等事件となりうるということになったのです。

また、強姦罪の法定刑は「3年以上の懲役」だったのが、強制性交等罪の法定刑は「5年以上の懲役」に引き上げられました。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件を専門に取り扱っている弁護士が、法改正にもフレキシブルに対応し、適切な弁護活動を行っています。
強制性交等罪でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
大阪府茨木警察署までの初回接見費用 36,500円