大阪府貝塚市の覗き(のぞき)事件 弁護士を探すのは逮捕されてから?

2016-08-25

大阪府貝塚市の覗き(のぞき)事件 弁護士を探すのは逮捕されてから?

大阪府貝塚市在住のAさん(男性・45歳)は、V(女性・21歳)が暮らす住宅の敷地内に立ち入り、1階の窓から風呂場を覗きました。
風呂場を覗いているところを近隣住民に見つかり、大阪府警貝塚警察署に通報されたため、Aさんは警察官による取調べを受けました。
捜査への対応に困ったAさんは、のぞき事件の弁護活動に実績のある法律事務所へ相談に訪れました。
(フィクションです。)

1 「のぞき」について

他人の住居の敷地内に立ち入り、のぞき行為をした場合には、住居侵入罪(刑法130条前段)や窃視の罪(軽犯罪法1条23号)の成否が問題になります。
刑法130条前段によれば、「人の住居」に「侵入」した場合には、住居侵入罪が成立し、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処せられます。
軽犯罪法1条23号によれば、他人の「住居」「浴場」「更衣場」「便所」など「人が通常衣服を付けないでいるような場所」をひそかにのぞき見た場合には、拘留又は科料に処せられます。

2 のぞき事件の捜査と弁護活動

警察官や検察官などの捜査機関は、のぞき事件に関して、事件関係者(被疑者・被害者・目撃者等)への取調べや現場の実況見分等の捜査を行います。
捜査の結果、検察官が被疑者を刑事裁判にかけて罪を問うのがふさわしいと判断すれば、検察官は被疑者を起訴します。
これにより、刑事裁判が開始されます(以降、被疑者は被告人という立場になります)。

有罪判決が確定してしまうと、前科がついてしまいます。
ひとたび前科が付いてしまうと、社会生活上のあらゆる場面において、不利益が生じる可能性があります。
そのため、捜査段階においては、前科が付かないよう、不起訴処分を目指した方がいいと言えます。
不起訴処分を下すか否かの判断においては、被害者と示談が成立しているかが重要視されます。

のぞき事件で捜査を受けてお困りの方は、刑事事件専門のあいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
あいち刑事事件総合法律事務所は、性犯罪事件の弁護活動を多数経験してきた性犯罪に強い弁護士事務所です。
覗き(のぞき)事件も性犯罪事件の一つです。
弊所の弁護士であれば、過去の豊富な弁護活動経験に裏付けられた最適な弁護活動を迅速に展開していくことが出来ます。
(大阪府警貝塚警察署の初回接見費用:3万9200円)