京都府亀岡市の強姦致死事件で勾留 弁護士が控訴して無罪

2017-02-22

京都府亀岡市の強姦致死事件で勾留 弁護士が控訴して無罪

Aさんは、強姦致死事件の被告人として、京都地方裁判所で刑事裁判を受け、有罪判決を受けました。
しかし、Aさんは強姦致死事件について、一貫して無実を主張しており、強姦致死事件という事件のインパクトが裁判員裁判を担当した裁判員の目を狂わせてしまったのではないかと感じています。
Aさんは、当然、控訴することを考えているものの、信頼できる弁護士が見つかりません。
京都府亀岡警察署逮捕された後、勾留されてからすでに何か月も経ちました。
(フィクションです)

~控訴することの意味~

無罪と信じていた強姦致死事件の刑事裁判で有罪を言い渡されてしまったらどうしますか。
判決に納得できない場合は、控訴や上告によって判決の内容を争うことができます。
しかし、控訴によって判決をひっくり返し、控訴して第一審の有罪判決を無罪判決にすることは非常に難しいことなのです。

司法統計年報のデータをご紹介します。
平成27年中、控訴された事件の数は、6078件でした。
そのうち、第一審判決が破棄されたのは、589件です。
その割合は、わずか9%です。
また控訴審で無罪判決あるいは一部無罪判決となったのは、全部で40件です。
割合にすると、わずか0.6%でした。

このように控訴したからと言って、必ずうまくいくとは限らないのが、刑事裁判の難しいところです。
ですが、あきらめてくださいと言いたいわけではありません。
控訴や上告をする権利は、被告人の大切な権利だからです。
大事なことは、少しでも控訴審で逆転の無罪判決を勝ち取れる可能性の高い弁護士を選任することです。
弁護士なら誰でもいいわけではありません。
不服があれば何度でもやり直しができるというものではありませんから、後悔しないよう、信頼できる弁護士を探してください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、控訴審のご依頼も多数承っています。
強姦致死事件のような裁判員裁判対象事件では、特に控訴審の弁護が難しくなると予想されます。
だからこそ、刑事事件専門の弁護士事務所に任せる意義があると言えるでしょう。
京都府亀岡警察署までの初回接見費用:3万8800円