神戸市長田区のホテルで逮捕 強姦致傷事件にも強い弁護士
神戸市長田区のホテルで逮捕 強姦致傷事件にも強い弁護士
神戸市に旅行に来ていたAさんは、神戸市長田区のホテルに宿泊していました。
Aさんは、ホテルの従業員であるVさんに対して好意を抱いてしまい、客室に連れ込んで強姦行為をしてしました。
Vさんはすぐに通報し、Aさんは兵庫県警長田警察署に逮捕されてしまいました。
Vさんは強姦時に怪我を負ったようで、容疑は強姦罪ではなく強姦致傷罪でした。
(フィクションです)
~強姦致傷罪~
世間では某俳優の強姦致傷事件が話題になっています。
そこで、今回は強姦致傷罪についてみてみましょう。
強制わいせつ罪や強姦罪には、致傷罪や致死罪があります。
これは、わいせつ行為や強姦行為によって被害者が怪我を負ったり、死亡したりした場合に成立するものです。
法定刑は強姦致死傷罪の場合、無期又は5年以上の懲役と非常に重いものになります。
また、強姦致死傷罪は親告罪ではありません。
被害者による告訴がなくとも、起訴することができるのです。
強姦の機会に傷害を負わせることが必要であり、今回のAさんも、強姦致傷罪が成立する可能性が高いといえます。
また、最高裁や東京高裁の判例では広く強姦致死傷罪の成立を認めています。
例えば
・処女膜を裂傷させた場合(最高裁昭和25年3月15日)
・病気を感染させたり、キスマークをつけた場合(東京高裁昭和46年2月2日)
・被害者が救いを求めて2階から飛び降りた場合(最高裁昭和35年2月11日)
これらはいずれも強姦致傷罪の成立を認めています。
強姦致傷罪は非常に重い犯罪であり、細心の注意を払った弁護活動が要求されます。
強姦致傷事件を起こしてしまった方は、すぐに弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
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(兵庫県警長田警察署 初回接見費用:3万5200円)