強盗・強制性交等の罪で逮捕 性犯罪に強い弁護士が接見 東京都八王子市
強盗・強制性交等の罪で逮捕 性犯罪に強い弁護士が接見 東京都八王子市
A男さん(28歳)は,東京都八王子市のホテルで,V女さん(23歳)に多量の酒を飲ませて酔わせた上,V女さんと性交しました。そして,A男さんは,その隙に現金を盗んでしまおうと思いつき,V女さんの財布の中から現金5万円を抜き取って逃げました。A男さんは,※強盗・強制性交等の罪で警視庁八王子警察署に逮捕されました。性犯罪に強い弁護士がAさんと接見しました。
(フィクションです)
~ 強盗・強制性交等の罪(刑法241条1項) ~
強盗・強制性交等罪を規定した刑法241条1項を整理すると,本罪は,以下の場合に成立するようです。法定刑は無期又は7年以上の懲役です。
1 強盗既遂罪+強制性交等の罪(ただし,監護者性交等罪(刑法179条2項)を除く)又はその未遂罪
2 強盗未遂罪+強制性交等の罪又はその未遂罪
3 強制性交等の罪+強盗既遂又はその未遂罪
4 強制性交等の罪の未遂罪+強盗既遂罪又はその未遂罪
本罪も,平成29年刑法改正で新設された罪名です。改正前の強盗強姦罪(法定刑は同じ)は,強盗犯人が強姦した場合に成立する犯罪で,強姦の後に強盗の犯意を生じて強盗をした場合には成立しないとされていました。しかし,後者の場合であっても前者の場合と同様同じ悪質性を有することは変わりないことから本罪で処罰できることとされたのです。
ところで,強制性交等の罪には,強制性交等の罪(177条)の他,※準強制性交等の罪(刑法178条2項)も含まれます。準強制性交等の罪は,人を心神喪失,抗拒不能にさせるなどして性交等をした場合に成立する犯罪です。ただ,※監護者性交等の罪は,強盗と同一機会に犯されることが想定しがたいことから明文で除外されています。
強盗・強制性交等の罪の法定刑はとても重たいです。そういう事件であればあるほど,その後の刑事処分,裁判に向けては初期の対応が大変重要となってきます。ですから,ご家族等が刑事事件で逮捕されたという方は,まずは弁護士との接見をご依頼ください。弊所では,土日,祝日関係なく,依頼を受けた弁護士が逮捕された方が拘束されている施設まで出張し,接見いたします。弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の※初回接見サービスは0120-631-881でご予約ください。
(警視庁八王子警察署までの初回接見費用:40,200円)