神戸市の性犯罪事件で逮捕 複数の公然わいせつ罪にも強い弁護士
神戸市の性犯罪事件で逮捕 複数の公然わいせつ罪にも強い弁護士
神戸市在住のAさんは、深夜に全裸のままコートを着て出かけ、すれ違い様に局部を露出する行為を繰り返していました。
今回も同様の行為をしたところ、警ら中の警察官に現認されてしまいました。
そして、Aさんは公然わいせつ罪の容疑で兵庫県警須磨警察署の警察官に現行犯逮捕されてしまいました。
付近の防犯カメラには、過去にAさんが露出行為をした様子も録画されているようです。
(フィクションです)
~公然わいせつ罪の個数~
Aさんは公然わいせつ罪で逮捕されるとともに、過去の露出行為も警察に発覚しています。
このような場合、余罪という形で過去の露出行為についても捜査される可能性があります。
では、その場合に公然わいせつ罪はいくつ成立するのでしょうか。
昭和25年12月19日の最高裁判例では、それぞれ独立した公然わいせつ罪が成立するとしています。
この判例の事件は、いわゆるストリップ劇場のストリップガールが前後7回にわたって異なる観客の前で局部を露出したというものです。
最高裁は7個の独立した公然わいせつ罪が成立するとしました。
今回のAさんの場合も、公然わいせつ罪がそれぞれ成立する可能性があります。
しかし、そうなるとAさんにとって不利益となることもあります。
例えば、それぞれについて捜査する必要があるので、身柄拘束期間が長期になってしまう可能性があります。
また、複数の公然わいせつ罪が成立することにより、その分刑も重くなってしまう可能性があります。
弁護士としてはそのような不利益を回避する活動をすることになります。
具体的には、逮捕された事件以外の公然わいせつ事件は捜査や起訴の対象としないように検察官と交渉したりします。
再犯防止策を綿密に構築することもあります。
ただ、このような弁護活動は決して簡単なものではありません。
だからこそ、性犯罪事件を専門とする弁護士が必要なのです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は性犯罪事件を含む刑事事件専門の法律事務所です。
刑事事件を専門に扱ってきたからこそ、実績と実力を兼ね揃えた弁護士が在籍しております。
公然わいせつ事件を起こしてしまった方は、すぐに弊所までご相談ください。
また、すでに現行犯逮捕されている場合には初回接見サービスをご利用ください。
(兵庫県警須磨警察署 初回接見費用:3万6100円)