福岡県の迷惑防止条例違反事件で逮捕 LGBT関連の事件に強い弁護士
2018-04-26
福岡県の迷惑防止条例違反事件で逮捕 LGBT関連の事件に強い弁護士
Aは、飲食店で食事中に、隣に着席した人物の見た目が「顔や体格は男性のように見えるが、化粧をしており、服装は女性的」であったため、からかうような発言をしながら、その人物の胸を触った。
被害者自身が福岡県粕屋警察署に通報し、Aは福岡県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕された。
Aは、LGBTにかかわる性犯罪に強い弁護士に法律相談することにした。
(フィクションです)
~見た目は男性でも胸を触れば犯罪~
昨年、刑法の犯罪である「強姦罪」という犯罪の名称が、「強制性交等罪」に変わりました。
変わったのは犯罪名称だけではなく、以前は「強制わいせつ罪」によって処罰されていた、男性加害者から男性被害者へのレイプ等も「強制性交等罪」の処罰対象になり、刑罰が重くなりました。
一方で、各都道府県の制定する「迷惑防止条例」では、卑わいな言動を禁止しています。
いわゆる性同一性障害であり、見た目は男性である女性の胸を触った場合、触った者としては男性に身体に触れただけであり、卑わいな言動とまではいえないと考えるかもしれません。
しかし、性同一性障害であってもその権利は女性と異なることはなく、被害者の屈辱感や被害感情は生来の女性と同じであり、胸を触る行為は「卑わいな言動」に当たるといえます。
法改正や裁判によって、LGBTに関わる性犯罪の取り締まり等も変化してくる可能性があります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、LGBTによる性犯罪事件や、LGBTに対する性犯罪事件も取り扱っています。
LGBTに関わる性犯罪事件でお困りの方は、まずはご相談にいらしてください。
(福岡県粕屋警察署への初回接見費用 37,200円)
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