東京都八王子市の強姦致傷事件で逮捕 取調べの録画に対応する弁護士

2017-01-25

東京都八王子市の強姦致傷事件で逮捕 取調べの録画に対応する弁護士

Aさんは、東京都八王子市の路上で女性を暴行・姦淫し、全治2週間のけがをさせたという強姦致傷事件の被疑者として逮捕されました。
この強姦致傷事件で捜査に乗り出したのは、警視庁南大沢警察署でした。
南大沢警察署は、逮捕したAさんを徹底的に取り調べるとともに、その様子を録画しました。
(フィクションです)

~取調べの録画~

取調べで注意すべきは、被疑者が逮捕された段階で行われる取調べでも録画されているケースが多いということです。
強姦致傷事件のような裁判員裁判の対象事件は、特に注意が必要です。
録画されていると、仮に供述調書が作成されていなくても、録画された映像をもって被疑者が供述した証拠とされる可能性があります。
また、被疑者が取調べ段階で供述調書の内容に不服を申し立てなかった場合、たとえ供述調書に虚偽の記載がされていても、録画した映像によって被疑者は不服を言わなかったとされる可能性があります。

取調べを録画しておくことは、捜査機関の違法な取調べを抑制することにつながるというメリットもあります。
しかし、上記のように捜査機関に有利な証拠を作ってしまう恐れがあることも理解しておくべきでしょう。
特に逮捕直後の段階では、弁護士がついていないことも多いです。
何ら弁護士のアドバイスを受けられない段階で、録画されながらあれよあれよという間に、被疑者に不利な証拠が積み重なっているようではいけません。
こうしたことからも、弁護士を早期に選任することの重要性がうかがえます。

私選弁護人であれば逮捕直後でも、逮捕前でも選任することができます。
捜査機関の周到な準備の下で行われる取調べに臨むにあたっては、法律の専門家である弁護士のアドバイスが絶対に必要です。
私選弁護人を選任し、厳しい取調べにどう立ち向かうかを準備する大切さを忘れないでください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、逮捕前でも法律相談ができる刑事事件専門の法律事務所です。
強姦致傷事件のような裁判員裁判対象事件も多数受任しています。
東京都で弁護士をお探しの方は、ぜひ弊所までご連絡ください(0120-631-881)。
警視庁南大沢警察署までの初回接見費用も、上記フリーダイヤルよりお問い合わせください。