(逮捕)千代田区の弁護士が懲役刑を阻止 強制わいせつ致傷事件で控訴

2017-02-09

(逮捕)千代田区の弁護士が懲役刑を阻止 強制わいせつ致傷事件で控訴

警視庁麹町警察署が総力を挙げて被疑者を逮捕した、強制わいせつ致傷事件で無期懲役の判決が下されました。
被告人のAさんは、この判決を不服として控訴したいと思っています。
そこで、第一審で弁護人を担当した弁護士に相談しましたが、控訴しても判決を覆すのは難しいということでした。
納得いかないAさんは、面会に来た友人に新たな弁護士を探すようお願いし、Aさんの友人は、早速ネットで法律事務所を検索し始めました。
(フィクションです)

~懲役刑の最長~

海外では、とんでもなく長い懲役刑や禁錮刑の言い渡しがなされることもあります。
100年、1000年を超える懲役刑が言い渡されるようなこともあります。

では、日本で有期の懲役刑を言い渡された場合、その最長は何年かご存知ですか?
正解は、30年です。
日本では、法律により有期の懲役刑に期間制限が設けられているため、最長30年を超えることはありません。

それでは、いかなる場合に30年の懲役刑が言い渡される可能性があるのでしょうか?
それは、2つ以上の犯罪を犯した場合で、そのうち20年の懲役刑を言い渡しうる犯罪が含まれている場合です。
例えば、複数回の強制わいせつ致傷事件を起こし、それらを一度の刑事裁判で裁くという場合です。
なお、日本の法律で処罰される犯罪を一つだけ犯したとしても30年の懲役刑が言い渡されることはありません。
この場合、最長は、20年です。
例えば、強制わいせつ致傷事件を1件起こしただけであれば、言い渡される懲役刑の最長は、20年です。

言い渡された懲役刑の期間が長すぎると思うときは、控訴上告を検討しましょう。
日本の刑事裁判制度上、同じ刑事事件について3回刑事裁判を受けることができます。
第一審の判決に不服がある場合は控訴、第二審(控訴審)の判決に不服がある場合は上告を行います。
詳しくは、刑事事件に強いと評判の弁護士にお尋ねください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、控訴したいというご相談もお待ちしております。
強制わいせつ致傷事件のような重大犯罪では、刑が重くなりがちです。
不当に重い判決には、弁護士の助けを借りて、断固として戦いましょう。
まずは一日でも早いお電話をお待ちしております(0120‐631‐881)。
警視庁麹町警察署への初回接見費用のお問い合わせも、お電話にて受け付けております。