滋賀県東近江市の強制わいせつ致傷罪で逮捕 裁判員裁判で弁護する弁護士

2016-11-22

滋賀県東近江市の強制わいせつ致傷罪で逮捕 裁判員裁判で弁護する弁護士

滋賀県東近江市に住むAさんは、飲み会からの帰り道、前を歩いていた女性Vさんに好意を抱き、無理矢理背後から抱き着き、衣服の中に手を入れ、Vさんの身体を触りました。
その際に、Vさんが抵抗しようとしたため、AさんはVさんを押さえつけようとして転倒させてしまい、Vさんは全治2週間の怪我を負ってしまいました。
そしてAさんは、周囲の人からの通報を受けた滋賀県警東近江警察署の警察官に、強制わいせつ致傷罪の疑いで逮捕されてしまいました。
(※この事例はフィクションです。)

○強制わいせつ致傷罪について

強制わいせつ致傷罪は、刑法176条の強制わいせつ罪、同法178条1項の準強制わいせつ罪、又はそれらの未遂罪を犯し、それによって人を傷害した者を、無期又は3年以上の懲役に処するものです(刑法181条1項)。
強制わいせつ致傷罪は、強制わいせつ罪と違い、親告罪(=被害者の告訴なしには起訴できない犯罪)ではありません。
上記の事例でも、Aさんは、告訴や被害届などが出ていない状態で、通報を受けた警察官に逮捕されています。
そして、強制わいせつ致傷罪は、その刑罰に無期懲役が含まれています。
したがって、強制わいせつ致傷罪の裁判は、裁判員裁判の対象となります(裁判員法2条1号)。

○裁判員裁判について

裁判員裁判とは、
・死刑又は無期の懲役若しくは禁錮に当たる罪に係る事件
・死刑又は無期若しくは短期一年以上の懲役若しくは禁錮にあたる罪に係る事件で故意の犯罪行為により被害者を死亡させた罪に係る事件
を対象として行われます(裁判員法2条)。

裁判員裁判では、法律の専門家ではない一般の方々が裁判員として参加されます。
したがって、刑事事件に精通している弁護士が、裁判員の方々にわかりやすく事件の事情や被告人の事情を説明していく必要があります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の刑事事件専門の弁護士は、数多くの刑事事件を取り扱うエキスパートです。
強制わいせつ致傷罪で逮捕されてしまってお困りの方、裁判員裁判を受けることになって不安に思っている方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の刑事事件に強い弁護士まで、ご相談ください。
(滋賀県警東近江警察署までの初回接見費用:4万2500円)