奈良の強制わいせつ事件で逮捕 依頼者の代わりに弁護士が差し入れを

2016-11-26

奈良の強制わいせつ事件で逮捕 依頼者の代わりに弁護士が差し入れを

奈良県内に住む会社員A(32歳)の妻Bは、ある日奈良県警奈良西警察署から「Aさんを逮捕した」と連絡を受けました。
逮捕の被疑事実は、会社の同僚女性Vが帰宅途中、後ろから抱き着き、むりやり服の中に手を入れて胸を触ったというものでした。
Aは被疑事実を認めています。
Bは、Aに差し入れをしようと考えていますが、逮捕後すぐに差し入れをしてもいいものか分かりません。
そこで、強制わいせつ事件に強い弁護士事務所弁護士に、今後の弁護依頼も兼ねて相談に行きました。
(フィクションです)

【強制わいせつ事件等での差入れ】

上記のような行為をした場合、強制わいせつ罪が成立する可能性があります。
強制わいせつ罪の法定刑は6月以上10年以下の懲役です。
重い罪ですし、被害者と接触して証拠隠滅(供述を自己に有利なように働きかける)する可能性もあるため、逮捕されてしまう可能性があります。

強制わいせつ事件などの刑事事件を起こし、逮捕されてしまった場合、留置所で毎日を過ごさなければなりません。
留置所では、テレビなどもありませんし、時間つぶしの為に、本等を読みたいとお考えになる方も多数です。
その際、利用されるのが被疑者家族等からの「差し入れ」です。

「差し入れ」とは、逮捕されて勾留されている被疑者や被告人に対して物や書面を渡すことを言います。
ただ、逮捕段階で、被疑者のご家族の方が差し入れをすることはできません。
というのも、逮捕後すぐは、友人等はもちろんのこと、家族とも会うことが禁止されており差し入れが自由に行えないのです。
この点、弁護士であれば、逮捕後すぐであっても、接見・差し入れをすることができますので、弁護士に依頼をすれば差し入れをすぐに行うことができます。
また、差し入れをする際、被疑者の方と綿密に話し合うことで今後の取調べ対応等もお伝えすることが可能です。

奈良県の強制わいせつ事件で逮捕された被疑者へ差し入れをしてほしい、差し入れの際に取り調べ等の対応を伝えてほしい等とお考えの方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
大切な人が逮捕されてしまったときは、弁護士が速やかに初期対応を行える初回接見サービスをおすすめします。
(奈良県警奈良西警察署 初回接見費用:3万9000円)