【刑事事件専門の弁護士】静岡県の男児への強制わいせつ事件で逮捕にも
【刑事事件専門の弁護士】静岡県の男児への強制わいせつ事件で逮捕にも
Aさんは静岡県某所のこども園にて勤務している保育教諭です。
Aさんは児童のお昼寝の時間を利用し、男児V君の下半身を触るなどのわいせつな行為をしました。
V君から話を聞いた母親が静岡県静岡南警察署に相談したことで事件が発覚しました。
Aさんは強制わいせつ罪の容疑で逮捕され、Aさんのご家族の方は刑事事件に強いと評判の法律事務所に初回接見を依頼しました。
(参考:9月11日産経新聞)
~男児への強制わいせつ罪~
13歳以上の者に暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした場合、若しくは、13歳未満の者にわいせつな行為をした場合には強制わいせつ罪となります。
ここでは犯罪の主体、客体を限定していませんので、例え男性が男性に対してわいせつな行為をしても本罪は成立します。
また、「わいせつな行為」とは「いたずらに性欲を興奮又は刺激し、かつ、普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する行為」と定義づけられていますが、下半身を触るというような行為はおおよそ「わいせつ行為」にあたるでしょう。
Aさんは暴行又は脅迫といった手段を用いていませんが、13歳未満のV君にわいせつな行為をしているため、強制わいせつ罪となります。
この強制わいせつ罪も、先日の刑法改正の影響を受け、非親告罪化しました。
つまり、示談交渉を行い、告訴を取り下げてもらったとしても必ず不起訴になるという事はなくなってしまいました。
しかし、だからといって示談交渉が無意味であるということは決してありません。
当事者間で事件が解決していることを主張することで不起訴処分や執行猶予処分の獲得により実刑を回避できる可能性が上がります。
強制わいせつ罪の法定刑は6月以上10年以下の懲役のみで罰金刑がないため、有罪になってしまえば長期間自由を奪われることになります。
ですから上記のような方法で不起訴処分や執行猶予処分を獲得することは被疑者、被告人の方にとって重大な利益となります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件を専門に取り扱う法律事務所です。
弊所の弁護士には、示談交渉を得意とする弁護士も在籍しております。
静岡県内の強制わいせつ事件で弁護士をお探しの方は、ぜひ弊所の弁護士にご依頼ください。
(静岡県静岡南警察署までの初回接見料:0120-631-881までお問い合わせください)