改正刑法にも強い弁護士へ!岐阜県海津市の監護者わいせつ事件で逮捕

2017-07-28

改正刑法にも強い弁護士へ!岐阜県海津市の監護者わいせつ事件で逮捕

岐阜県海津市在住のAさん(40代男性)は、家庭内で自分の子供にわいせつな行為をしたとして、児童相談所からの通報をされ、岐阜県海津警察署に、監護者わいせつ罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの両親は、Aさん逮捕の知らせを聞き、岐阜県海津警察署への弁護士接見を依頼しました。
(フィクションです)

~監護者わいせつ罪とは~

家庭内での性暴力などにより、保護者などがその子供にわいせつな行為をした場合には、刑法の「監護者わいせつ罪」に当たるとして、刑事処罰を受けます。
この「監護者わいせつ罪」について、聞いたことがないと感じる方もいらっしゃるでしょう。
実は、平成29年7月13日に性犯罪にかかる刑法改正が施行され、この「監護者わいせつ罪」が新設されました。
つまりこの「監護者わいせつ罪」は、できたばかりの犯罪なのです。

・刑法 179条(監護者わいせつ及び監護者性交等)
第1項「十八歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じてわいせつな行為をした者は、第百七十六条の例による。」
第2項「十八歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じて性交等をした者は、第百七十七条の例による。」

監護者わいせつ罪の法定刑は、「6月以上10年以下の懲役」(強制わいせつ罪の法定刑と同じ)とされています。
監護者強制性交等罪の法定刑は、「5年以上の有期懲役」(強制性交等罪の法定刑と同じ)とされています。

強制わいせつ罪と異なる点としては、強制わいせつ罪では「暴行又は脅迫を用いること」が要件とされているのに対して、監護者わいせつ罪では「現に監護する者であることによる影響力」があれば、罪が成立します。

改正刑法にかかる性犯罪を行ってしまった場合、やはり刑事事件や性犯罪に詳しい弁護士に相談することが重要でしょう。
岐阜県海津市の監護者わいせつ事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。
岐阜県海津警察署初回接見費用については、お電話にてお問い合わせください(0120-631-881)。