兵庫県の性犯罪事件で逮捕 DNA鑑定に強い弁護士

2016-12-03

兵庫県の性犯罪事件で逮捕 DNA鑑定に強い弁護士

Aさんは、兵庫県内で連続しておきた公然わいせつ事件の被疑者として逮捕されました。
逮捕の根拠となったのは、現場で見つかった精液のDNA型とAさんの自宅ゴミ箱に捨てられていたゴミから採取されたAさんのDNA型が一致したことです。
兵庫県警篠山警察署で行われている取調べは、5時間以上にわたって続けられているようです。
(フィクションです)

~捜査段階で行われるDNA鑑定~

DNA鑑定」という言葉は報道でもよく聞くと思います。
もっとも、その中身について詳しく知っている方はどれくらいいるのでしょうか。
今回は、その一部を少しご説明したいと思います。

例えば、公然わいせつ事件で犯人のDNAと被疑者のDNAを照合私用とする場合、被疑者のDNAはどうやって採取するのでしょうか。
良く行われる例として
・鼻や口腔粘膜から綿棒を使って採取する
・衣類やティッシュペーパー等への付着物から採取する
・食器の飲み口や持ち手からの採取
・歯ブラシやたばこの吸い殻からの採取
などがあります。

法律上、特に問題があるのではないかとされるケースがあります。
それは、令状が得られていないにもかかわらずゴミ箱に捨てられたゴミからDNAを採取することの適法性です。
過去の裁判では、その違法性が認められていません。
しかしながら、人が出したゴミをあさる行為は、重大なプライバシー侵害にあたり得ますから、その適法性については疑問が残るところです。

あいち刑事事件総合法律事務所は、性犯罪事件の受任件数が多い弁護士事務所です。
公然わいせつ事件をはじめ兵庫県で発生した性犯罪事件の弁護は、弊所の弁護士にお任せください。
捜査段階で行われるDNA鑑定について不安を抱えていらっしゃる方のために初回の無料相談から事件解決まで、弊所の弁護士が親切丁寧に対応いたします。
(兵庫県警篠山警察署の初回接見費用:4万8400円)