兵庫県の強姦罪で逮捕 刑事事件の親告罪に詳しい弁護士

2016-12-05

兵庫県の強姦罪で逮捕 刑事事件の親告罪に詳しい弁護士

兵庫県明石市に住む会社員A(32歳)は、ある日、兵庫県警明石警察署逮捕されました。
逮捕容疑は強姦で、Aが嫌がる会社の同僚Vを押さえつけて姦淫行為したというものです。
Aは酔っていて覚えていませんが、「Vがそう言っているのだから、そうなのだろう、本当に申し訳ないことをした」と、謝罪と賠償をするつもりです。
そこで、Aは、刑事事件に強い弁護士事務所弁護士に依頼をしました。
(フィクションです)

【強姦罪】

強姦罪は、暴行又は脅迫を用いて、13歳以上の女子を姦淫した場合に成立します。
13歳未満の女子に対しては、手段、同意の有無を問わず、姦淫した場合に成立します。
法定刑は、3年以上の有期懲役であり、罰金刑は定められていませんので、検察官が起訴するとなれば、公判請求(裁判)となります。

【親告罪とは?】

強姦罪は親告罪とされています。
親告罪とは、告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪をいいます。
強姦罪のほかに、親告罪として挙げられるのは、単独犯による強制わいせつ罪や未成年者略取・誘拐罪、名誉毀損罪・侮辱罪などです。
親告罪の場合には、告訴権者(被害者等)による告訴がなければ公訴提起(起訴)できないこととなっています。
ですから、上記例のような場合には、Vが告訴を取り下げるということになれば、不起訴処分となります。
ただし、強姦のような性犯罪に関しては、なかなか被害者が告訴を取り下げることはありません。
精神的にかなり傷つけられていますので、処罰感情が極めて高いのです。

そのような場合には一度弁護士に相談してみるのがよいでしょう。
特に刑事事件を専門にしている弁護士に相談するのがお勧めです。
第三者たる弁護士であれば、少しは話を聞いてくれる可能性が高まりますし、場合によっては、「許す」と告訴を取り下げてくれる可能性もあります。
また、仮に、告訴の取り下げまでは厳しいとしても、謝罪や被害賠償に関しては受けてくれる、という可能性もあります。
兵庫県の強姦罪逮捕され、お困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(兵庫県警明石警察署 初回接見費用:3万7800円)