兵庫の下着泥棒事件で逮捕 示談や被害弁償を仲介する弁護士
兵庫の下着泥棒事件で逮捕 示談や被害弁償を仲介する弁護士
兵庫県尼崎市在住のAさん(20代男性)は、住宅地のベランダに干してあった女性下着を盗んだとして、窃盗罪と住居侵入罪の疑いで、兵庫県警尼崎南警察署に現行犯逮捕されました。
警察での取調べにおいて、事件現場付近で多発する別の下着泥棒事件についても自白を求められたAさんは、弁護士に助けを求める必要性を強く感じました。
そんなとき接見に来てくれた弁護士は、Aさんの起こした事件や別の下着泥棒事件の取調べ対処について親身にアドバイスしてくれました。
(フィクションです)
1 下着泥棒をした場合の刑事罰とは
下着泥棒をした者に対しては、他人の物(下着など)を盗んだとして「窃盗罪」が成立し、かつ、許可なく他人の住居に立ち入ったとして「住居侵入罪」が成立することになります。
下着泥棒という1つの犯行により、「窃盗罪」と「住居侵入罪」の両方が成立するような場合には、住居侵入行為と窃盗行為とが手段と結果の関係に当たる「牽連犯」であるとして、より重いほうの刑罰により処断するという刑法上の条文規定があります。
「窃盗罪」の法定刑は「10年以下の懲役又は50万円以下の罰金」であり、「住居侵入罪」の法定刑は「3年以下の懲役又は10万円以下の罰金」であることから、下着泥棒の刑事罰は、より重い刑である「窃盗罪」の法定刑により処断されることとなります。
2 弁護活動のポイント
下着泥棒事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士は、まずは被害者との示談交渉を開始し、加害者側の謝罪の意思と被害弁償の意向を伝え、加害者を許す内容を含む示談を成立させることを目指します。
その際には、弁護士を仲介とした交渉により、加害者が被害者の住居付近(犯行現場付近)に立ち寄らないことを、示談条項内に含めることで、被害者側の今後の不安を取り除くことが重要となります。
弁護士による被害者示談が起訴前に成立すれば、示談成立の事情を、弁護士の側より検察官や裁判官に対して提示することで、不起訴処分や無罪判決の獲得が期待されます。
不起訴処分の獲得のためには、起訴前の事件初期の段階で、弁護士に相談することが大切です。
逮捕されてしまっているというのであれば、いち早く初回接見を依頼することもお忘れなく。
兵庫県尼崎市の下着泥棒事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。
(兵庫県警尼崎南警察署の初回接見費用:3万5500円)