大阪府豊能郡の強制わいせつ事件で逮捕~SNSと性犯罪に詳しい弁護士

2018-02-05

大阪府豊能郡の強制わいせつ事件で逮捕~SNSと性犯罪に詳しい弁護士

大阪府豊能郡在住の30代男性のAさんは、Twitterで知り合ったVさんという女子高生(17歳)に好意を抱いていました。
VさんとTwitterでやり取りをしていくうちに、Aさんは、Vさんの自宅を特定してしまいました。
ある日Aさんは、Vさんの自宅周辺で待ち伏せをし、帰宅途中のVさんの背後から無理矢理抱きつき、体を触るなどしてしまいました。
Vさんが被害届を大阪府豊能警察署に出したため、Aさんは強制わいせつ罪の容疑で逮捕されることとなってしまいました。
(フィクションです。)

~SNSと性犯罪~

スマートフォンやインターネットが普及したことにより、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)も非常に身近なものとなりました。
LINEやFacebook、TwitterなどといったSNSアプリを利用しているという方は多く、その他にも出会い系アプリなどを利用しているという方もいらっしゃると思います。
しかし、一歩間違えれば、そのSNSアプリ性犯罪事件のきっかけになるということもあります。

今回の上記事例のAさんは、Twitterでのやり取りを介して、Vさんの自宅を突き止め、自宅付近で待ち伏せをし、無理矢理抱きつくなどの行為をしています。
自宅の特定は、SNS内での会話やコメントで、「どこの地域に住んでいる」「2階建ての家」「犬を飼っている」「近所こんな公園がある」「小学校の近くだ」などというような情報を、何気なく出してしまうと、自宅の場所はどんどん絞り込まれ、特定することができてしまい、結果として性犯罪に結びついてしまうことがあるのです。
ではもし、上記事例のAさんのように強制わいせつ事件などの性犯罪を犯してしまった場合どうしたらよいのでしょうか。

昨今、被害者感情が重要視されていますので、強制わいせつ事件においても、被害者と示談することが重要になってきます。
示談が成立すれば、被害者との間での解決が図られたことを示すことが出来ますので、刑事事件における手続きの中でも被疑者・被告人に有利な事情として考慮されるためです。
警察に被害届が提出される前であれば、被害届の提出と警察の介入を阻止して事件化や逮捕勾留を防ぐことに繋がります。
もし警察に被害届が提出されてしまった後であっても、示談をすることによって、不起訴処分を獲得する(=前科にならない)可能性を高めることができます。
このように示談にはメリットが多いので、事件の早い段階で、刑事事件に詳しい弁護士に相談・依頼をし、弁護活動に動いてもらうことをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、性犯罪事件などの刑事事件を専門に取り扱っている法律事務所です。
ご家族が強制わいせつ罪の容疑で逮捕されてお困りの方、SNSでの性犯罪トラブルでお悩みに方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
大阪府豊能警察署への初回接見費用:お電話にてお問い合わせください)