神戸市の強制わいせつ事件で任意同行 逮捕に強い弁護士

2016-10-24

神戸市の強制わいせつ事件で任意同行 逮捕に強い弁護士

神戸市に住むAさんは、ある日、兵庫県警神戸北警察署の警察官が家にやってきて、「強制わいせつ事件のことで聞きたいことがある。任意同行してほしい」と言われました。
何のことかわからないAさんは「いきなりは…できれば明日にしてほしい」と言ったのですが、警察は引きません。
このまま拒否し続けたら逮捕されるのではないかと思ったAは、素直に任意同行に応じることにしました。
(フィクションです)

【任意同行】

任意同行は字のごとく、捜査機関が検察庁・警察署などへ「同行」を求め,相手方の承諾により「任意」で警察署などへ連行することをいいます。
「任意」ですから、警察官からの任意同行に応じなかったとしても、なんら罰則はありません。
よくある相談で「任意同行なのだから、拒否し続けても構わないですよね?」というものがあります。
確かに、拒否し続けることは可能なのですが、その場合、逮捕される可能性が上がるという点に注意が必要です。

通常逮捕の要件として、
「逮捕の理由」「逮捕の必要性」
が必要になるのですが、任意同行をかたくなに拒んでしまうと、警察などが
「こいつにはやましいことがあるのではないか?証拠隠滅するつもりなのか?」
等と判断し、「逮捕の必要性」が高いとして、逮捕状を請求する可能性が高まります。
ですから、例えば、強制わいせつ事件に関与しているとして任意同行を求められた場合に、むやみやたらに、それを断るのはあまり得策とはいえません。

このように、任意同行であったとしても、取調べの際の振る舞い方に気をつけなければ、余計な逮捕や身体拘束(勾留)がなされてしまうかもしれません。
もし、任意同行等が求められた際に、弁護士などに相談すれば、任意同行の際に気を付けるポイントなどのアドバイスを得られます。
神戸市の強制わいせつ事件で任意同行を求められてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(兵庫県警神戸北警察署 初回接見費用:3万7000円)