〔逮捕〕名古屋市の刑事事件 公然わいせつ罪の示談交渉に強い弁護士

2016-08-31

〔逮捕〕名古屋市の刑事事件 公然わいせつ罪の示談交渉に強い弁護士

名古屋市中村区在住のAさん(25歳・男性)は、同市内の路上を通行中、前を歩いていたV(23歳・女性)に劣情をもよおし、Vの目の前で自身のズボンと下着を脱ぎ捨て、局部を露出しました。
Vが大きな声を出したため、周囲にいた人に犯行現場を目撃され、警察に通報されました。
Aさんは、駆け付けた警察官に愛知県警中村警察署まで連行され、そのまま逮捕されてしまいました。
自身のやってしまったことを深く後悔し反省したAさんは、できるだけ早く身柄を解放されたいと考えています。

1 公然わいせつ罪

刑法174条は公然わいせつ罪について規定しており、公然とわいせつな行為をした者は、6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処せられます。
「公然」とは、不特定又は多数の人が認識することのできる状態をいいます。
また、「わいせつな行為」とは、性欲を刺激,興奮又は満足させ,かつ,普通人の性的羞恥心を害し,善良な性的道義観念に反する行為をいいます。
上記の例では、AさんがVの目の前で局部を露出した行為について、公然わいせつ罪が成立するものと考えられます。

2 公然わいせつ罪で逮捕された場合の弁護活動

公然わいせつ罪逮捕された場合、弁護士はまず早期の身柄解放の実現を目指します。
身柄の拘束期間が長期化してしまうと被疑者が被る肉体的・精神的負担やその家族の不安は増大しますし、勤務先を解雇されてしまうなど社会的な問題も生じてくるからです。
公然わいせつ罪は、特定の被害者を観念できない犯罪であると考えられていますが、実質的には目撃者を被害者ということができます。
そこで、弁護士は、被害者との示談交渉を行い、示談の成立を目指します。

示談が成立すれば、早期釈放の可能性が高まります。
また、示談がなされ、被害者の処罰感情の低下が認められれば、不起訴処分で済み、刑事的な制裁を受けずに済む可能性も高まります。

刑事事件専門の弊所は、公然わいせつ罪における示談交渉にも適切に取り組みます。
公然わいせつ罪逮捕されてお困りの方は、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警中村警察署の初回接見費用:3万3100円)