旧 準強制わいせつ
旧 準強制わいせつ
かつて、刑法には強制わいせつ罪とは別に、準強制わいせつ罪が規定されていました。
準強制わいせつ罪とは、人の心神喪失や抗拒不能に乗じたり、心神喪失や抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした場合に成立する犯罪です。
しかし、令和5年の刑法改正により、強制わいせつ罪は不同意わいせつ罪に改められました。
そして、準強制わいせつ罪は不同意わいせつ罪の中に規定されました。
ですので、「準強制わいせつ罪」は不同意わいせつ罪に吸収される形で消滅しました(刑法176条1項2号、3号、4号など)。
旧 準強制わいせつ罪については、不同意わいせつ罪のページをご参照ください。