東京都目黒区の強姦事件で逮捕 示談不可でも弁済供託の弁護士

2017-02-10

東京都目黒区の強姦事件で逮捕 示談不可でも弁済供託の弁護士

Aさんは、東京都目黒区で、Vさんに対して強姦事件を起こしてしまい、警視庁碑文谷警察署逮捕されてしまいました。
Aさんはとても反省しており、弁護活動を依頼した弁護士を通して、Vさんに対して謝罪と弁償の上、示談を申し込みましたが、Vさんは大変ショックを受けており、示談には応じてもらえませんでした。
そこで、Aさんは弁護士に頼んで、弁済供託をしてもらうことにしました。
(※この事例はフィクションです。)

・弁済供託とは

弁済供託とは、被害者の方に直接お金を渡すのではなく、法務局にお金を預け、被害者の方がそこからお金を受け取れるようにすることをいいます。
弁済供託を利用して、お金を預けた場合、被害者の方に被害弁償を行ったのと同様の効果があるとされています。
ただし、この場合、「示談」や「合意」ができたわけではありませんから、ここは注意するべきところです。

謝罪や弁償、示談によって、加害者側が反省していることをきちんと示したいと思っていても、被害者の方の処罰感情が強かったり、恐怖が強かったりした場合、加害者側とコンタクトすら取ってもらえないというケースも多々あります。
そのような場合でも、弁済供託を利用したり、示談に臨もうと努力した経過を報告することで、加害者側に反省の意思、弁済の意思があることを示すことができるのです。

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