静岡の強姦未遂罪に強い弁護士 逮捕されても被害者と交渉 

2016-10-07

静岡の強姦未遂罪に強い弁護士 逮捕されても被害者と交渉 

静岡県浜松市在住のAさん(男性・43歳)は、ある晩、同市の路地裏を通行中、被害者(女性・32歳)に劣情をもよおしました。
Aさんは、人通りが少ないためばれることはないだろうと思い、Vを姦淫するつもりでVの顔面を手拳で殴打しました。
被害者が「助けて!」と叫んだため、Aさんは通行人に取り押さえられ、静岡県警細江警察署に連行された後、逮捕されてしまいました。
Aさんの家族が早期の事件解決を求めて有名な弁護士が所属する法律事務所へ相談に訪れました。
(フィクションです。)

1 強姦罪・強姦未遂罪

刑法177条は強姦罪について規定しています。
暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した場合や、暴行又は脅迫を用いずとも13歳未満の女子を姦淫した場合には、3年以上の懲役に処せられます。
また、姦淫に至らなかったとしても、これに向けた暴行・脅迫を行えば、刑法179条により、強姦未遂罪として処罰の対象になります。

2 捜査段階での弁護活動

(1)公訴提起(起訴)の阻止
起訴されると、刑事裁判が開始されて有罪判決を受ける危険性が生じます。
この危険を回避するには、何よりも、起訴を阻止することが重要です。
上記のケースでは、Aさんは強姦未遂罪で起訴される可能性があります。
この点、強姦未遂罪は親告罪とされており、被害者の告訴がなければ起訴されることがありません。
そこで、弁護士は、被害者と示談交渉を行うことにより、被害者に告訴をしないよう求めることになります。

(2)身柄の解放
逮捕された後、勾留決定がされてしまうと、最大で23日間、身柄の拘束が続きます。
通勤や通学に支障が出れば、解雇や退学処分がされてしまい、社会生活を送るのが困難になってしまうでしょう。
弁護士は、検察官に対して勾留請求をしないように働きかけるとともに、裁判所に対して勾留決定をしないよう種々の法的手段をとることになります。

捜査段階で早期の事件解決を図るためには、法律が定める厳格な身柄拘束時間に応じて、迅速な対応が必要です。
強姦未遂罪逮捕されてお困りの方は、刑事事件専門のあいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで、ご相談ください。
(静岡県警細江警察署の初回接見費用:11万9480円)