<大阪府で刑事事件>強制わいせつ事件で逮捕 執行猶予取消を争う弁護士

2016-11-02

<大阪府で刑事事件>強制わいせつ事件で逮捕 執行猶予取消を争う弁護士

強制わいせつ罪で懲役刑の執行猶予中の被告人Aさんは、執行猶予判決を受ける以前に女性のスカート内を盗撮した罪で罰金刑を受けていたことがわかりました。
いずれの事件も大阪府警吹田警察署の管内で発生した事件でした。
大阪地方裁判所は、検察官の請求を受け、執行猶予を取消す決定を行いました。
その結果、今後Aさんは刑務所で服役することになってしまいました。
(フィクションです。)

~執行猶予の取消とは~

執行猶予の取消について説明します。
猶予期間中に強制わいせつなどの犯罪を行ったからと言って必ず取消をされるものではありません。
必ず取り消されるのは、禁固以上の実刑判決の言渡しを受けたときです。
一方、罰金刑に処せられた時や保護観察中の情状が悪いときは取消される可能性があります。

~取消の決定に対して~

執行猶予取消の決定をするにあたって、裁判所は、Aさんまたは弁護人の意見を聴く必要があります。
もしAさんと弁護人が執行猶予取消の決定に不服なら、即時抗告を行い、決定を取消すように求めることができます。
少し前の統計では、執行猶予を取消された5176人のうち、罰金刑を受けたことを理由とされたのは、2人だけとのことです。
 
たとえ執行猶予期間中に強制わいせつや盗撮などの犯罪をしてしまった場合でも、すぐにあきらめてはいけません。
弁護士に依頼して、執行猶予取消を争うことができます。
執行猶予取り消しでお困りの方は、あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
(大阪府警吹田警察署の初回接見費用:3万6900円)