名古屋の公然わいせつ事件で逮捕 示談解決交渉の弁護士

2016-07-30

名古屋の公然わいせつ事件で逮捕 示談解決交渉の弁護士

名古屋市西区在住のAさん(30代男性)は、住宅街の路地裏で、性器を露出させて通行人の被害者女性に見せつけたとして、公然わいせつ罪の疑いで、愛知県警西警察署逮捕されました。
Aさんが逮捕されたと警察から連絡を受けたAさんの家族は、愛知県警西警察署まで、弁護士にAさんとの接見(面会)に向かうよう依頼し、Aさんの逮捕・取調べの状況について、弁護士からの報告を受けることにしました。
(フィクションです)

1 公然わいせつ罪とは

「不特定または多数の人が認識しうる状態」でわいせつな行為をした者は、刑法に条文規定のある「公然わいせつ罪」に当たるとして、刑事処罰を受けます。

・刑法174条(公然わいせつ)
「公然とわいせつな行為をした者は、六月以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。」

例えば、「不特定または多数の人が認識しうる」ような人通りの多い道路上で、性器を露出したような場合に、「公然わいせつ罪」が成立すると考えられます。
仮に、その性器の露出等のわいせつ行為を、たまたま道路の通行人等が目撃しなかったとしても、「通行人等が認識しうる可能性」があれば、「公然わいせつ罪」は成立するとされています。

2 弁護活動のポイント

多くの公然わいせつ事件では、わいせつ行為を目撃した被害者による通報や警察に被害届が出されたことを契機として、警察が事件捜査を開始し、被疑者が取調べや身柄拘束を受けるという事件の流れになります。
公然わいせつ事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士は、公然わいせつ行為の被害者との示談交渉を試みることで、加害者を許す旨の示談の成立を目指します。
被害者との示談が成立しているという事情を、弁護士の側より、検察官や裁判官に積極的に働きかけることで、不起訴処分の獲得や、刑罰の減軽が見込まれます。

公然わいせつ事件では、検察官による起訴・不起訴がなされる前の事件初期の段階で、弁護士が示談活動に動き始めることが重要となります。
名古屋市西区の公然わいせつ事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。
(愛知県警西警察署の初回接見費用:3万6100円)