京都市の性犯罪事件で逮捕 示談交渉が成立する弁護士

2016-12-21

京都市の性犯罪事件で逮捕 示談交渉が成立する弁護士

Aさんは、京都市で起きたある性犯罪事件の加害者です。
今は逮捕され、京都府警城陽警察署の留置所に入っています。
Aさんは、接見に訪れた弁護士から示談による解決を進められましたが、それをかたくなに拒んでいます。
その理由は、被害者の態度にありました。
(フィクションです)

~示談交渉への具体的な対応~

強制わいせつ事件や強姦事件など、性犯罪事件でも示談交渉は、重要な弁護活動の一つです。
しかし、個々の事案によっては、あえて示談を成立させないという判断が求められることもあります。

例えば、被害者が不当に高額な示談金を請求してきた場合です。
示談金額の相場を大きく逸脱するような不当な請求の場合、それに応じてまで示談による事件解決にこだわるべきか、検討の余地はあるでしょう。
一日でも早い事件解決はもちろん大切ですが、不当に重い経済的負担まで甘受しなければならないのでしょうか。

その他には、被害者が真実と異なる被害状況を申告しているような場合です。
示談を締結することは、被害者の主張を認めるという側面があるとも考えられます。
ですから、被害者が真実と異なる被害状況を申告している場合に示談を締結すれば、やってもいない犯罪行為を認めてしまうということにもなりかねません。
事件解決のために、あえて示談を締結することもあります。
しかし、示談締結に際しては、しっかりとその意味合いを理解した上で、行わなければなりません。

性犯罪事件では、被害者が加害者を陥れようとしたり、恐怖の感情から過剰な被害申告が行われたりすることも少なくありません。
他方で、加害者は被害者の同意があると思っていたり、飲酒していたために記憶がなかったりということが少なくありません。
こうした様々な要因から、捜査機関が把握する事実関係に食い違いが起こるケースは、意外とよくあります。
そんな時、争うべきか、示談交渉をして早期解決を目指すべきかは、ぜひ専門家である弁護士としっかりと話し合った上で判断していただきたいです。

あいち刑事事件総合法律事務所は、すべての性犯罪事件について初回相談無料となっています。
示談交渉をしてくれる弁護士にも、無料で不安や質問をぶつけることができます。
まずは、お気軽にお電話ください(0120‐631‐881)。
(京都府警城陽警察署の初回接見費用:3万8200円)