京都市左京区の淫行事件により逮捕 量刑相場から見通しを立てる弁護士

2017-03-18

京都市左京区の淫行事件により逮捕 量刑相場から見通しを立てる弁護士

Aさんは、自身の再婚相手の連れ子で、17歳の高校生であるVさんに対し、性交渉をするなどの淫行をはたらいてしまいました。
ところが、Vさんが母親に相談したことから事件が発覚し、警察が介入することとなり、何度か任意での取調べを重ねた結果、結局Aさんは、京都府下鴨警察署に、児童福祉法違反の容疑で逮捕されることとなってしまいました。
Aさんは、どうにか示談交渉をしようと思っていましたが、Vさんと母親の被害感情は強く、Vさんと母親へ連絡を取ることも難しく、示談交渉は難航、Aさんは勾留の満期日を迎えた日、検察官から起訴する旨を伝えられてしまいました。
(フィクションです。)

~淫行事件の量刑~

上記の事例のAさんは、再婚相手の連れ子で、17歳の高校生であるVさんに対して淫行をはたらいています。
このような場合、Aさんには、各都道府県における青少年健全育成条例違反の罪の他、児童福祉法違反の罪等が成立するものと思われます。

今回の場合、Aさんは、児童福祉法違反の罪で逮捕されています。
児童福祉法では、18歳未満の男女に対して「淫行をさせ」た場合、すなわち、当該児童に対する支配性をもった状態で淫行をした場合を処罰対象としています。
同罪の法定刑は、10年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金又はこれの併科であり、非親告罪であるため、告訴は不要とされております。

今回のAさんの行った行為により、AさんとVさんとその母親は、連絡を取ることも難しいことから示談交渉も決裂するに至っています。
こうした場合、Aさんとしてはかなりの確率で、検察官が厳しい量刑を求める形で起訴してくることを覚悟しなければなりません。
もっとも、それぞれの犯罪には量刑相場というものがあります。
Aさんについても、自身の行為について適切な量刑相場を弁護士に見定めてもらい、減刑を目指すためにも自身にとって適した刑事弁護活動を行ってもらうべきしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門の弁護士です。
淫行事件についての刑事弁護活動も多数承っております。
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京都府下鴨警察署への初回接見費用:3万5000円