示談で不起訴獲得の弁護士~東京都練馬区の児童ポルノ製造事件で逮捕されたら

2017-08-05

示談で不起訴獲得の弁護士~東京都練馬区の児童ポルノ製造事件で逮捕されたら

東京都練馬区に住んでいるAさんは、夏休みに入った小学生の女の子たちの好奇心につけこんで、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を介して小学生の女の子の裸や下着姿の写真を女の子自身で撮影させ、Aさんへ送信させていたました。
ある女の子の母親が、女の子のSNSからこのことに気づき、小学校へ相談したことをきっかけに、Aさんは、児童ポルノ法違反の疑いで、警視庁練馬警察署の警察官に逮捕されました。
(フィクションです)

~児童ポルノ製造~

いわゆる「児童ポルノ法」(正式名称:児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律)によって、18歳に満たない者のポルノを作ることは禁止されています。

小学生の女の子の裸や下着姿の写真を撮ることは、児童ポルノ法違反に該当しうる行為です。
Aさんのように、たとえ自身で直接写真を撮影したわけではなくとも、小学生の女の子に写真を撮らせて送らせるという行為は、児童ポルノ製造と判断される可能性があります。

~示談と不起訴処分~

示談の有無は、起訴・不起訴の判断に大きく影響を与えますが、被疑者が被害者に対し、謝罪をしたい、示談をしたいと思っても、被害者の連絡先を知らなければ、謝罪や示談交渉をすることはできません。
Aさんの行った児童ポルノ製造事件のようなSNSを介した犯罪の場合、被疑者自身が、被害者の名前や住所などを知らない場合も多くあります。

しかし、被疑者が知りたいと思っても、被害者が許可をしないかぎり、警察官や検察官から連絡先を教えてもらうことはできません。
被害者は、被疑者に名前や連絡先を知られたくないことがほとんどです。
特に、児童ポルノ事件の場合は、示談の相手が被害者本人ではなく、そのご両親となることが予想され、被害感情も大きいことが予想されます。
そこで、被疑者と被害者の間に弁護士が入ることで、被害者が安心して謝罪や示談交渉に応じてくださるように弁護活動を行います。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
児童ポルノ法など、わいせつ事件にも精通した刑事事件専門の弁護士が多数在籍しております。
迅速な対応を心掛け、365日24時間、相談予約・初回接見申込みを受け付けております。
児童ポルノ法違反などの性犯罪事件でお困りの方は、弊所までご相談ください。
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