法改正にも詳しい弁護士に相談!三鷹市の強姦事件で告訴なしの逮捕?

2017-10-08

法改正にも詳しい弁護士に相談!三鷹市の強姦事件で告訴なしの逮捕?

警視庁三鷹警察署は、東京都三鷹市で、3年前に女性に性的暴行を加えたとして、Aさんを強姦の容疑で逮捕しました。
なお、被害者女性Vさんは告訴をしていないとのことです。
Aさんの家族は刑事事件に強いと評判の法律事務所に初回接見を依頼しました。
(9月19日朝日新聞デジタルを基にしたフィクションです。)

~刑法改正による影響~

先日の刑法改正により、「強姦罪」は「強制性交等罪」に変更されました。
しかし、犯罪は犯罪行為時に存在する法律でしか罰する事が出来ないのが原則です。
すなわち、刑法改正前に起きた強姦事件は改正後の「強制性交等罪」ではなく、「強姦罪」が適用されます。

強姦罪強制性交等罪の違いの1つとして、その法定刑が挙げられます。
強姦罪の法定刑が3年以上の懲役であったのに対して、強制性交等罪の法定刑は5年以上の懲役と変更されています。
この点、執行猶予が獲得できやすいか否かの点に大きく影響を及ぼすと考えられます。
というのも、執行猶予は「懲役3年以下の懲役」等の場合にしかつけることができません。
ですから、強制性交等罪で起訴された場合、前提として、情状等の主張をしっかりしていき、情状酌量による減刑等がなさなければ執行猶予はつかないのです。
つまり、強制性交等罪のほうが強姦罪に比べ執行猶予が獲得するまでのハードルが高いといえます。
もっとも、強姦罪であっても悪質性等が認められれば執行猶予はつかない可能性が高い点には留意しておいてください。

また、もう一つ大きな違いとして、強姦罪親告罪でしたが、強制性交等罪は非親告罪となった点が挙げられます。
上記のように、3年前のAさんの事件は刑法改正前のものなので、強姦事件となると考えられますが、本件では被害者の告訴はありません。
この点については、法改正によって、改正前の事件でも被害者の告訴が不要であるということが定められています。
ですので、告訴がなくてもAさんは強姦罪として起訴される可能性があります。

このように、法改正によって、過去の強姦事件で突然逮捕起訴されるという可能性があります。
突然このようなことが起きては、ご本人だけではなくご家族の方もパニックになると思われます。
そこで、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の無料法律相談初回接見サービスをご利用することをお勧め致します。
刑事事件を専門に取り扱う弊所の弁護士が、刑事手続きの流れや取調べ時のアドバイスをすることが可能です。
また、ご家族の方も弁護士に話を聞いてもらい、今後の対応を聞くだけでも不安を取り除くことができるでしょう。
東京都の強姦事件で突然逮捕されてしまった際には、ぜひ弊所の初回無料法律相談、初回接見サービスをご利用ください。
(警視庁三鷹警察署への初回接見料:3万7,100円)