不起訴処分獲得のために~東京都品川区の準強姦事件を弁護士に相談

2017-07-08

不起訴処分獲得のために~東京都品川区の準強姦事件を弁護士に相談

東京都品川区に住むAさんは、Vさんに対する準強姦事件の被疑者として、警視庁荏原警察署にて取調べを受けています。
Aさんの家族は、不起訴処分の獲得が可能であるのかどうか、刑事事件に強いという弁護士に聞いてみることにしました。
(※この事例はフィクションです。)

【準強姦罪】

準強姦罪、という犯罪を皆さんはご存知でしょうか。
最近では、元TBS記者による準強姦の被害に遭った女性が、検察官の不起訴処分を不服として、検察審査会に審査を申し立てた事件がニュースになっていますが、耳慣れないと感じる方も多いでしょう。

準強姦罪(刑法178条)とは、人の心神喪失もしくは抗拒不能を利用して姦淫をすることを言います。
自ら相手を心神喪失や抗拒不能にした場合だけでなく、既に心神喪失や抗拒不能になっている人の状態に乗じた場合も準強姦罪が成立します。
例えば、
・心神喪失:精神又は意識に障害があり、正常な判断ができない状態。泥酔時など。
・抗拒不能:医者による、必要な施術のように誤信している状態など
といった状態に被害者が陥っている場合、準強姦罪が成立する可能性があります。
「姦淫」とは性交をいい、男性器の女性器への一部挿入をもって準強姦罪の既遂となります。
準強姦罪は、「相手方の反抗を著しく困難にする程度の暴行・脅迫」を手段とする、強姦罪(刑法177条)と同様に重い罪であり、その法定刑は3年以上の有期懲役です。

不起訴処分獲得のためには、被害者の方への十分な謝罪や、再犯防止、被疑者側の事情があることの主張など、多くの活動が必要となってきます。
また、否認の場合には、準強姦でないということを証明するための証拠を集め、嫌疑のないことや証拠不十分なことを主張していくことになるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では刑事事件を専門に取り扱っております。
東京都の準強姦事件などの性犯罪事件でお困りの方は、まずは弊所の弁護士にご相談ください。
刑事事件専門の弁護士が、依頼者様のために尽力させていただきます。
警視庁荏原警察署までの初回接見費用:3万6,700円