愛知のわいせつ目的誘拐事件で逮捕 不起訴の弁護士

2016-08-30

愛知のわいせつ目的誘拐事件で逮捕 不起訴活動の弁護士

愛知県清須市在住のAさん(40代男性)は、身体を触るなどのわいせつな行為をする目的で、被害者女性をAさんの自動車内に引きずり込み、連れ去ろうとしました。
しかし、被害者女性は走行中の車内から通行人に助けを求め、Aさんは通報を受けた警察官に現行犯逮捕されました。
わいせつ目的誘拐罪の疑いで愛知県警西枇杷島警察署逮捕されたAさんは、今後の刑事処罰が不安になり、Aさんの家族に伝えて、刑事事件に強い弁護士に接見(面会)を依頼することにしました。
(フィクションです)

1 わいせつ目的略取罪・誘拐罪とは

わいせつな行為をする目的で、被害者をその意思に反して連れ出したり誘拐した者は、「わいせつ目的略取罪」や「わいせつ目的誘拐罪」に当たるとして、刑事処罰を受けることになります。
これらの罪で罰せられる場合は、一年以上十年以下の懲役に処せられます。

「わいせつ目的」とは、被害者の性的自由を侵害する目的をいいます。
わいせつ目的の他にも、
〇営利目的・結婚目的・身体加害目的がある場合(営利目的等略取誘拐罪)
〇被害者が未成年である場合(未成年略取誘拐罪)
〇身代金目的である場合(身の代金目的略取誘拐罪)
〇国外移送目的がある場合(所在国外移送目的略取誘拐罪)
などに、略取罪や誘拐罪が成立します。

2 弁護活動のポイント

わいせつ目的誘拐罪の法定刑は「1年以上10年以下の懲役」であり、懲役刑のみが規定される重い犯罪とされています。
わいせつ目的誘拐事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士は、起訴されてしまえば、被告人が刑務所に入る可能性も出てきます。
そこで、まずはできる限り不起訴処分になるように弁護活動を進めていきます。
検察官に向けて、起訴前の段階で、示談成立の事情や、被疑者の犯行態様が悪質性の小さい事情などを主張し、不起訴処分の獲得を目指します。

愛知県清須市のわいせつ目的誘拐事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。
初回接見は、不起訴処分獲得への第一歩です。
お悩みであれば「0120-631-881」までお電話ください。
まずは電話対応スタッフがあなたのお悩みをお伺いします。
(愛知県警西枇杷島警察署の初回接見費用:3万5700円)